からっきし(読み)カラッキシ

デジタル大辞泉 「からっきし」の意味・読み・例文・類語

からっ‐きし

[副]からきし」に同じ。「うちの子はからっきし意気地がない」

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精選版 日本国語大辞典 「からっきし」の意味・読み・例文・類語

からっ‐きし

〘副〙 (「からきし」を強めたもの) =からっきり
※歌舞伎・台頭霞彩幕(三勝半七)(1812)序幕「急(せ)っつかれて、からっきし素見(ひやかし)に行く暇もなしよ」
安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉三「下女(ぢょちう)なんぞがからっきし半間(はんま)で、五分葱(ごぶ)をくれろといふと昆布(こぶ)はござりません」

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