デジタル大辞泉
「チムール帝国」の意味・読み・例文・類語
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チムール‐ていこく【チムール帝国】
チムールを
創始者とする中央アジアの帝国(
一三七〇‐一五〇七)。首都のサマルカンドは
東西貿易の
要衝として
繁栄、壮麗な建築物や道路が建設され、すぐれた
学者や芸術家が輩出して、イラン的
イスラム文化が発展した。王族間の政権争奪や外民族の侵入による内乱と
外寇を繰り返し、約一〇代一四〇年で
崩壊。のち、王族の一人バーブルが
アフガニスタンに
亡命、後にムガール朝を創建した。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報