大运河

中日辞典 第3版の解説

大运河
華北・華東
Dà Yùnhé

<中国の地名>大運河.“京杭运河”ともいう.北京から杭州に至る.全長1747km.海河,黄河,淮河,長江,銭塘江の五大水系を通る.“南水北调nánshuǐ běidiào”の東ルート.☞[付録]中国の世界遺産(大运河

大运河
Dàyùnhé

<中国の世界遺産(文化遺産)>大運河(登録:2014)

中国東部の平原を通る京杭大運河,浙東運河,隋唐大運河のこと.紀元前5世紀に開削が始まり,隋の煬帝のころに盛んに建設された.人工および自然の河川と湖沼から成り,流域の経済の発展と交流を促進してきた.京杭大運河と浙東運河は北京から天津や河北・山東・安徽・江蘇の各省を経由し,浙江省寧波へと至る.隋唐大運河は河南省洛陽を中心とし,北は河北省の涿州,南は浙江省杭州へと至る.全長は2700キロ.[多田麻美]

出典 中日辞典 第3版中日辞典 第3版について 情報 | 凡例

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