M.E.C. ジョルダン(英語表記)Marie Ennemond Camille Jordan

20世紀西洋人名事典 の解説

M.E.C. ジョルダン
Marie Ennemond Camille Jordan


1838.1.5 - 1922.1.20
フランスの数学者。
元・コレージュ・ド・フランス教授,元・パリ科学アカデミー会長。
リヨン生まれ。
エコール・ポリテクニク鉱山学専攻、卒業後技師として公職に就くが数学者としても認められ、母校で解析学を教え1876年教授となる。1833年からコレージュ・ド・フランスの教授を務め、1916年にはパリの科学アカデミー会長となる。ガロアの研究に影響を受けた群論の研究、位相幾何学、解析学に関する業績が著しく、著書に「置換論」(1870年)、「解析学教程」(1882年)、「解析学教程第3版」(1909年)等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android