龍像寺(読み)りゆうぞうじ

日本歴史地名大系 「龍像寺」の解説

龍像寺
りゆうぞうじ

[現在地名]相模原市淵野辺

淵野辺ふちのべ集落の中央、木曾きそ道がさかい川にかかる手前の西方にある。曹洞宗、浄源山と号し、本尊釈迦牟尼仏。愛甲あいこう七沢ななさわ(現厚木市)広沢こうたく寺末であった。慶安元年(一六四八)朱印一二石を受ける(風土記稿)縁起によると暦応年間(一三三八―四二)境川の淵に住み人畜に害を及ぼした大蛇を淵辺義博が退治し、三つに切れた蛇体をそれぞれの場に葬り、龍頭・龍像・龍尾の三寺を建立したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android