黄金升成(読み)こがね ますなり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黄金升成」の解説

黄金升成 こがね-ますなり

?-? 江戸時代後期の狂歌師
上総(かずさ)(千葉県)の人。江戸日本橋で料理屋をいとなむ。三陀羅(さんだら)法師にまなび,千秋側の判者となる。のち宝連を主宰。安政元年(1854)初代絵馬屋額輔(えまや-がくすけ)の追善集「春の霜」を刊行した。姓は辻。通称は升屋多三郎。別号に宝市亭,宝山人,楓川舎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例