鹿州(読み)ろくしゅう

精選版 日本国語大辞典 「鹿州」の意味・読み・例文・類語

ろく‐しゅう ‥シウ【鹿州】

[1] 〘名〙 (「ろくじゅう」とも。「ろく」は「鹿子位(ろくじい)」の略。「しゅう」は接尾語) 囲(かこい)女郎異称
洒落本・浪花色八卦(1757)桐薹卦「凶は追廻しの小女童(こめろ)となり、是も時を得て鹿洲(ロクシウ)の位に至る也」
[2] 常陸国鹿島をいう漢語江戸時代詩文に用いられた。
黄葉夕陽邨舎詩前編(1812)七・常陽雑詩「青蜒州尽鹿州東、錯道人寰至此窮」

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