鹿島路村(読み)かしまじむら

日本歴史地名大系 「鹿島路村」の解説

鹿島路村
かしまじむら

[現在地名]羽咋市鹿島路町

金丸出かねまるで村の西、邑知おうち潟北東縁の低平地に立地。大永六年(一五二六)一〇月写の気多社年貢米銭納帳(気多神社文書)に「鹿島路」とみえ、同社免田があった。同帳によると「かしまち六郎三郎」が尾長白子田三段の作職をもち、「かしまち吉崎介」が四六〇文を同社に納めている。天正八年(一五八〇)から長連竜領で、文禄二年(一五九三)の鹿島半郡高帳(長文書)に村名がみえ、高二四七石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android