鶴駕(読み)カクガ

デジタル大辞泉 「鶴駕」の意味・読み・例文・類語

かく‐が【×駕】

《周の霊王の太子しん仙人となり、白い鶴に乗って去ったという「列仙伝」の故事から》
皇太子の乗る車。
仙人の乗り物。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鶴駕」の意味・読み・例文・類語

かく‐が【鶴駕】

〘名〙
① (中国、周の霊王の太子晉が仙人となり白鶴に乗って去ったという「列仙伝」に見える故事による) 皇太子の車。鶴禁。〔新聞新語辞典(1933)〕
② 仙人の乗り物。
※寛斎先生遺稿(1821)四・夢遊月宮吟「従是夜夜結此夢、非鶴駕又騎鳳」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「鶴駕」の読み・字形・画数・意味

【鶴駕】かくが

仙人王子喬のこと。

字通「鶴」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報