鶴ヶ島(市)(読み)つるがしま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「鶴ヶ島(市)」の意味・わかりやすい解説

鶴ヶ島(市)
つるがしま

埼玉県中央部にある市。1966年(昭和41)町制施行、1991年(平成3)市制施行。東武鉄道東上(とうじょう)線・越生(おごせ)線、国道407号が通じ、また関越自動車道鶴ヶ島インターチェンジ、首都圏中央連絡自動車道の圏央鶴ヶ島インターチェンジがあり、両道は鶴ヶ島ジャンクションで接続している。入間台地上にあり、野菜、茶などの生産を主とする農村であったが、近年、急速に都市化し、住宅や工場が増加した。とくに旧坂戸飛行場跡は富士見工業団地や都市再生機構住宅団地になり、製造品出荷額も大きい。面積17.65平方キロメートル、人口7万0117(2020)。

[中山正民]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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