精選版 日本国語大辞典 「両道」の意味・読み・例文・類語 りょう‐どう リャウダウ【両道】 〘名〙① 二つの道。また、二つの地方。二道。※続日本紀‐和銅二年(709)三月辛未「取二海陸両道一、喚二新羅使金信福一」※平家(13C前)六「義仲も東山・北陸両道をしたがへて」※浮世草子・傾城禁短気(1711)二「若女両道を兼たる色道者を判者と定め」 〔史記‐穰公伝〕② 二つの方面。二道。※扶桑集(995‐999頃)七「近曾与二橘才子一相二遇山寺一。清談間発。或言二詩章一。或論二釈教一。両道兼通。〈略〉聊題二長句一叙二其所一レ由。源英明」③ 特に、和歌の道と蹴鞠(けまり)の道。また、文(=学問)の道と武の道。「文武両道」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
デジタル大辞泉 「両道」の意味・読み・例文・類語 りょう‐どう〔リヤウダウ〕【両道】 1 二つの街道、また地方。「山陰・山陽の両道」2 二つの方面。二道ふたみち。「文武両道」[類語]二道・二途 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例