鶉なす(読み)うずらなす

精選版 日本国語大辞典 「鶉なす」の意味・読み・例文・類語

うずら‐なす うづら‥【鶉なす】

(「なす」は「のように」の意) 鶉は草原一つ所をはい回る習性があることから、「い這(は)ひもとほり」にかかる。
万葉(8C後)二・一九九「ぬばたまの 暮(ゆふへ)にいたれば 大殿を ふりさけ見つつ 鶉成(うづらなす) い這ひもとほり さもらへど さもらひえねば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android