鳥野神社(読み)とりのじんじや

日本歴史地名大系 「鳥野神社」の解説

鳥野神社
とりのじんじや

[現在地名]直方市頓野 内ヶ磯

福智ふくち山の北西麓、鷹取たかとり山の北麓にあたるうちダムの西側に位置する。江戸時代には福智(福地)権現社とよばれ、明治時代に入って福智神社と称していたが、明治三九年(一九〇六)鳥野神社と改称。旧県社で、祭神は保食神・天照大神・月読大神。「豊鐘善鳴録」によれば福地権現は彦山法蓮の弟子であった豊前国田川郡上野あがの(現赤池町)の釈教順が、白鳳壬申年(六七二)に彦山北西の中嶽(福智山)に創祀したと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android