鳥跡・鳥迹(読み)ちょうせき

精選版 日本国語大辞典 「鳥跡・鳥迹」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐せき テウ‥【鳥跡・鳥迹】

〘名〙
① 鳥の足跡。鳥の跡。
経国集(827)二〇「所以〈略〉星精之帝摸鳥跡以習」 〔孟子‐滕文公・上〕
② (中国古代、黄帝の時、蒼頡(そうけつ)が鳥の足跡を見て、初めて文字を造ったという故事による) 漢字異称。また、ひろく、文字をいう。鳥の跡。
※後二条師通記‐別記・寛治五年(1091)八月六日「至輔弘者年歯差老之上、頗弁鳥跡」 〔杜甫‐李潮八分小篆歌〕

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