鯉の衣煮(読み)こいのころもに

精選版 日本国語大辞典 「鯉の衣煮」の意味・読み・例文・類語

こい【鯉】 の 衣煮(ころもに)

鯉料理の一種。鯉のうろこを、皮をつけたままはぎ、約四センチメートル角に切り、塩を入れて煎ってから、酒または水で煮ておく。身は三枚におろして約三センチメートルに切って、酒にひたし、味噌、塩、酢で十分に煮立てる。これを鯉の形に盛り、その上に先に煮ておいたうろこを散らして出す。〔大草殿より相伝之聞書(16C中か)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android