高野百里(読み)たかの ひゃくり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高野百里」の解説

高野百里 たかの-ひゃくり

1666-1727 江戸時代前期-中期俳人
寛文6年生まれ。高野蘭亭の父。江戸の魚問屋松尾芭蕉(ばしょう),服部嵐雪(らんせつ)に師事。宝永2年嵐雪一門の撰集に諸家の虱(しらみ)の句などをくわえて「銭竜賦(せんりょうのふ)」を編集。4年嵐雪の追悼集「風の上」を刊行した。享保(きょうほう)12年5月12日死去。62歳。名は勝春。字(あざな)は文館。通称市兵衛。別号に雷堂。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android