高男寺村(読み)こうなんじむら

日本歴史地名大系 「高男寺村」の解説

高男寺村
こうなんじむら

[現在地名]三木市志染町高男寺しじみちようこうなんじ志染町青山しじみちようあおやま三―七丁目

上和田かみわだ村の東に位置し、東は池野いけの村。村名は当地にあった真言宗高男寺の寺名による。慶長国絵図に高男子村とみえ、その脇に寺と記されている。初め姫路藩領、元和三年(一六一七)明石藩領となる。正保郷帳でも明石藩領で、田方一五一石余・畑方三五石余。村高は幕末までほぼ変わらない。「寛文朱印留」でも同藩領。延享元年(一七四四)から同三年までは大坂城代・出羽山形藩堀田氏領であった(「天保校訂紀氏雑録」日産厚生会佐倉厚生園蔵)。天保一三年(一八四二)再び明石藩領となり幕末に至る(「御年譜」松平家蔵、旧高旧領取調帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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