高橋 太華(読み)タカハシ タイカ

20世紀日本人名事典 「高橋 太華」の解説

高橋 太華
タカハシ タイカ

明治〜昭和期の児童文学者,小説家,編集者



生年
文久3年(1863年)

没年
昭和22(1947)年2月25日

出生地
岩代国(現・福島県)

本名
高橋 七郎

経歴
小学校卒業後上京、歴史・漢学者重野安繹に入門、同郷の小説家東海林散士知遇を得た。散士の政治小説「佳人之奇遇」に加筆、さらに「東洋之佳人」は太華が執筆した。明治21年少年雑誌「少年園」編集主任、「小国民」の編集も助け、論説、少年向け歴史物語を書き、「幼年雑誌」「少年文学」に執筆するなど少年雑誌育ての親として活躍。また根岸派の一人といわれ「小説百家選」に小説も書いた。30年代中期から川柳狂歌の集成に従事

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android