験効(読み)げんこう

精選版 日本国語大辞典 「験効」の意味・読み・例文・類語

げん‐こう ‥カウ【験効】

〘名〙 神仏の力によって功徳を授かること。御利益(ごりやく)があること。効験。
※俳諧・奥の細道(1693‐94頃)出羽三山円頓融通(ゑんどんゆづう)の法(のり)の燈かかげそひて、僧坊棟をならべ、修験行法を励し、灵山霊地の験効、人貴且恐る」 〔風俗通‐正失〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android