騎士道文学

山川 世界史小辞典 改訂新版 「騎士道文学」の解説

騎士道文学(きしどうぶんがく)

騎士道の諸徳目,英雄的騎士題材として,西欧中世後期に成立した口語文学。各民族の伝説叙事詩に騎士道的潤色が加えられたもので,カール大帝伝説,アーサー王伝説の二大系統がある。前者には『ローランの歌』を代表とする武勲詩後者には『アーサー王物語』『円卓騎士』などがある。これらは吟遊詩人により語られた。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android