馬顔(読み)ウマガオ

デジタル大辞泉 「馬顔」の意味・読み・例文・類語

うま‐がお〔‐がほ〕【馬顔】

馬面うまづら
大声でしゃべる―の若い連中も」〈独歩・富岡先生〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「馬顔」の意味・読み・例文・類語

うま‐がお ‥がほ【馬顔】

〘名〙 馬の顔つき。また、馬に似た顔つき。
(イ) まのぬけた顔。まのびのした顔。
浮世草子好色一代女(1686)四「女の盛はすぎゆく花も香もなき人、然も馬顔(ムマガホ)にして横へひろがりし面影
(ロ) たてに長い顔。うまづら。
※富岡先生(1902)〈国木田独歩〉一「大声で喋舌(しゃべ)馬面(ウマガホ)の若い連中」

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