馬手差(読み)メテザシ

デジタル大辞泉 「馬手差」の意味・読み・例文・類語

めて‐ざし【馬手差】

右に差す腰刀。組み打ちなどの便宜から特に右脇に差すために、栗形くりかた帯留めこしらえを反対に取り付けたもの。馬手めて

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「馬手差」の意味・読み・例文・類語

めて‐ざし【馬手差】

〘名〙 右にさす腰刀。通常の腰刀は左腰にさすが、組打などの便宜から特に右脇にさすために、さし方や栗形(くりかた)折金(おりがね)の拵(こしらえ)を反対にとりつけたもの。めて。
※会津陣物語(1680)三「主水妻手指を抜、敵を一刀突て」

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