香炭団(読み)こうたどん

精選版 日本国語大辞典 「香炭団」の意味・読み・例文・類語

こう‐たどん カウ‥【香炭団】

〘名〙 香(こう)を混ぜた炭団志野流には特製のものがあり、燃え尽きても、灰の形が崩れない特長をもっている。
※春雨文庫(1876‐82)〈松村春輔〉三「君香はん、後生でありますから香団炭(カウタドン)でも火入へ燻(くべ)てお呉なはい」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android