飯鮨(読み)イイズシ

デジタル大辞泉 「飯鮨」の意味・読み・例文・類語

いい‐ずし〔いひ‐〕【×鮨】

塩をしてらしたサバアユなどに、塩飯を詰めて元の形にもどし、積み重ねて数日から1か月間熟成させた生成なまなり。生熟なまなれ。 夏》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「飯鮨」の解説

いずし【飯鮨】

なれずしのうち塩漬けにした魚を飯および麹(こうじ)とともに漬け込み、乳酸発酵させたもの。多くの場合、野菜を一緒に漬け込み、発酵した米をつけたまま、野菜とともに食べる。北海道東北で鮭・にしんなどを用いたものが、北陸でぶり・さばなどを用いたものが作られ、特に、石川金沢のかぶらずし、秋田のはたはたずしなどが知られる。⇒なれずし

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android