飯島 与志雄(読み)イイジマ ヨシオ

20世紀日本人名事典 「飯島 与志雄」の解説

飯島 与志雄
イイジマ ヨシオ

昭和期の右翼運動家



生年
明治44(1911)年9月30日

没年
昭和20(1945)年8月22日

出生地
千葉県館山市

経歴
大学在学中から国家主義運動に関心を持ち、卒業後、「興亜青年運動」を結成、機関誌「大義」を刊行するなど興亜運動に従事。昭和15年「尊攘同志会」を結成。20年8月日本の終戦に反対、海軍厚木航空隊(小園安名司令官)などと呼応し「尊攘義軍」を結成、15日未明、木戸幸一内大臣邸を襲撃、16日木戸の実弟宅を襲ったが、いずれも失敗、東京芝の愛宕山にたてこもった。警官隊が包囲するなか、22日10人が手榴弾で集団自爆した。27日には同志の妻2人も愛宕山で自決。これとは別に23日に日本郵船の明朗会員12人、25日大東塾の影山庄平ら14人が集団自決する事件があった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「飯島 与志雄」の解説

飯島 与志雄 (いいじま よしお)

生年月日:1911年9月30日
昭和時代の右翼運動家
1945年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報