飯島晴子(読み)いいじま はるこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「飯島晴子」の解説

飯島晴子 いいじま-はるこ

1921-2000 昭和後期-平成時代の俳人
大正10年1月9日生まれ。能村登四郎(のむら-としろう)に師事し,昭和35年から「馬酔木(あしび)」に投句。39年「鷹」創刊同人として参加。52年阿部完市と「現代俳句ノート」を発行。平成9年句集「儚々(ぼうぼう)」で蛇笏(だこつ)賞。俳句評論でも知られた。平成12年6月6日死去。79歳。京都出身。京都府立第一高女卒。句集に「蕨手(わらびで)」,評論集に「葦の中で」など。
格言など】翔(と)べよ翔べ老人ホームの干布団(「儚々」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android