飢餓感(読み)キガカン

デジタル大辞泉 「飢餓感」の意味・読み・例文・類語

きが‐かん【飢餓感】

飢えている感じ。水や食べ物が欲しいと思う感じ。
(比喩的に)何かを強く求める感じ。
[類語]ひもじいえるかつえる腹が減るひだるい食い足りない口寂しい口ざみしいぺこぺこ腹ぺこ空腹空腹感飢え飢餓干乾し飢渇飢饉水飢饉空き腹空きっ腹ハングリー腹がすく小腹がすく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の飢餓感の言及

【飢え】より

…飢えは,事実としての飢餓と感覚としての空腹感,飢餓感を包含する言葉である。空腹感も飢餓感も本質的には同じで,一般的な食物摂取の不足により起こる,食物一般,すなわち固形食物を食べたいという感覚である。…

【食欲】より

…生理学的には,多分に後天的に学習や条件反射によって獲得された,特定の食物を食べたいという欲求と定義される。似たような言葉に空腹感や飢餓感があるが,これらは一般的な食物摂取の不足からくる,食物一般,主として固形食物を食べたい欲求をさし,厳密には食欲とは区別すべきものである。しかし,一般に食欲といえば空腹感の意味で用いられることが多いので,ここでは食欲と空腹感を同義語として扱い,以下解説する。…

※「飢餓感」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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