飛歩(読み)とびあるく

精選版 日本国語大辞典 「飛歩」の意味・読み・例文・類語

とび‐ある・く【飛歩】

〘自カ五(四)〙
① とんであちこち動きまわる。とびありく。
四河入海(17C前)一七「只あるものとては、蝗虫が飛あるくが、三年まで不断して多ぞ」
② 同じ所に長く止まらないで、あちこちを移り歩く。方々を動きまわる。とびまわる。とびありく。
談義本・当風辻談義(1753)五「隙欠て飛歩行(トビアルヒ)て、他人の銭迄取立て」

とび‐あり・く【飛歩】

〘自カ四〙
大和(947‐957頃)四〇「蛍のとびありきけるを、かれとらへてと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「飛歩」の読み・字形・画数・意味

【飛歩】ひほ

速足。

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