精選版 日本国語大辞典 「飛下」の意味・読み・例文・類語
とび‐くだ・る【飛下】
〘自ラ四〙 =とびおりる(飛下)
※書紀(720)神代下(丹鶴本訓)「其の雉(きし)飛降(ひとくたり)(トヒクタリか)て天(あま)の稚彦(ひこ)の門(かと)の前(まへ)の殖(たて)る湯津杜木(ゆつかつら)の杪(すえ)に止まる」
とび‐さが・る【飛下】
〘自ラ五(四)〙
① とんで下へおりる。とびおりる。また、空中を舞いおりる。
※平家(13C前)二「その中に雁一とひさかて」
② 急に身をかわして、うしろへさがる。急いで身をしりぞける。飛びのく。
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