額無垢(読み)がくむく

精選版 日本国語大辞典 「額無垢」の意味・読み・例文・類語

がく‐むく【額無垢】

〘名〙 額仕立て一種着物の裾(すそ)、袖(そで)などの縁の部分と、胴の部分とを異色異質の布地を用いて、額のように仕立てる。縁が無垢であるのが特色
洒落本傾城買四十八手(1790)しっぽりとした手「ひちりめんのどうにて、紫じゅすに、金糸銀糸であら磯をぬひつめたへりをとりし、額むくを着」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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