須賀町(読み)すがまち

日本歴史地名大系 「須賀町」の解説

須賀町
すがまち

[現在地名]熱田区須賀町

熱田神宮の西南中瀬なかぜ町の南、神戸ごうど町の西にある。応永二十六年大宮遷宮祝詞(熱田神宮蔵)に「如往古塩船御贄之在所須賀・田中・□□三个村」とあり、かなり古くからの村であることを知ることができる。慶長年間(一五九六―一六一五)熱田代官浅井庄三郎の宅がここにあり、のち竹腰山城守の控屋敷となった(徇行記)が、ここを玉泉院ぎよくせんいん小路といった(尾張志)

須賀町
すかまち

[現在地名]上越市なか町二丁目

新須賀町の北に続く西裏町にしうらまち通の両側町。天和期(一六八一―八四)の調では役を負担する町で、北に続く両替りようがえ町と合せて屋敷数四〇、両町支配の名主一名(頸城郡誌稿)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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