音別町(読み)おんべつちよう

日本歴史地名大系 「音別町」の解説

音別町
おんべつちよう

面積:四〇一・四〇平方キロ

昭和三四年(一九五九)一月一日、白糠しらぬか郡音別村が町制を施行して成立。釧路支庁管内の西端に位置し、南西から北西は十勝支庁管内十勝郡浦幌うらほろ町、北東から東は白糠郡白糠町に接し、南東は太平洋に面する。ほぼ中央を音別川がヌプキベツ川・チャンベツ川・ムリ川などの支流を集めながらほぼ北から南へ貫流し、北東境を馬主来ぱしくる川、中央西寄りを尺別しやくべつ川、南西境を直別ちよくべつ川がいずれもほぼ南流して太平洋に入る。北西部を白糠丘陵が走り、町域の大部分は同丘陵に続く丘陵地。平野は前述の各河川の流域に広がり、河口近くには湿地が形成されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報