デジタル大辞泉
「鞍馬石」の意味・読み・例文・類語
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くらま‐いし【鞍馬石】
〘名〙
①
京都の鞍馬付近に産する
閃緑岩(せんりょくがん)の
一種。庭石などに用いる。鞍馬。
※歌舞伎・鞍馬山(1856)「鞍馬石
(クラマイシ)のでく
ぼくで、
登山いたすに難所多く」
※雑俳・雪の梅(1728)「
盗人をはっと打出すくらま石」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
鞍馬石 (くらまいし)
京都市鞍馬山に産するセン緑岩の石材名。通常鉄さび色をした自然石のまま庭石に用いられることが多い。石灯籠,水鉢などにも利用されるが,この時も自然の肌を最大に生かすように加工されている。
執筆者:矢橋 謙一郎
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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