青古墳群(読み)あおこふんぐん

日本歴史地名大系 「青古墳群」の解説

青古墳群
あおこふんぐん

[現在地名]安佐北区可部町大毛寺 青

福王寺ふくおうじ山南麓にある群集墳の一で、六世紀後半から七世紀にかけて築造された九基の小円墳からなる。一号・三号・四号墳はいずれも直径一〇メートル・高さ二メートルで、内部主体は無袖の横穴式石室。他もほぼ同様であったと推定される。三号墳は、石室内に花崗岩角礫を敷詰め、墳丘の裾に大小の角礫を積上げている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android