霜曇(読み)シモグモリ

デジタル大辞泉 「霜曇」の意味・読み・例文・類語

しも‐ぐもり【霜曇(り)】

霜の置くような寒い夜や朝に空が曇ること。
「或―に曇った朝」〈芥川玄鶴山房

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「霜曇」の意味・読み・例文・類語

しも‐ぐもり【霜曇】

〘名〙 霜の降るような寒い夜、空の曇ること。霜が雪、雨などと同じく、空から降るものと考えられていたところからの語。霜折れ。
万葉(8C後)七・一〇八三「霜雲入(しもくもり)すとにかあらむひさかたの夜わたる月の見えなく思へば」

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