玄鶴山房(読み)ゲンガクサンボウ

デジタル大辞泉 「玄鶴山房」の意味・読み・例文・類語

げんがくさんぼう〔ゲンガクサンバウ〕【玄鶴山房】

芥川竜之介小説雑誌中央公論」の昭和2年(1927)1月号と2月号に掲載結核を患い、離れで療養している主人公玄鶴とその家族心理を描く。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「玄鶴山房」の意味・読み・例文・類語

げんかくさんぼう ゲンカクサンバウ【玄鶴山房】

小説。芥川龍之介作。昭和二年(一九二七発表。死の床にある老画家玄鶴を中心に、冷徹な目を通して人生の暗さ、わびしさを描いた。

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