震上(読み)ふるえあがる

精選版 日本国語大辞典 「震上」の意味・読み・例文・類語

ふるえ‐あが・る ふるへ‥【震上】

〘自ラ五(四)〙 ひどい寒さや恐怖のためにひどくふるえる。極度に寒さを感じたり恐れたりする。ふるいあがる。
滑稽本浮世床(1813‐23)二「折ふし涼し過た日で、夕方になると、震上(フルヘアガ)る様になって」

ふるい‐あが・る ふるひ‥【震上】

源氏(1001‐14頃)浮舟「あやしき童べの、雪遊びしたるけはひのやうにぞ、ふるひあがりにける」

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