雷干し/雷乾し(読み)かみなりぼし

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「雷干し/雷乾し」の解説

かみなりぼし【雷干し/雷乾し】

漬物一種。種を抜いた白うりを長くらせん状に切り、塩をして半日から一日ほど天日に干したもの。切ってそのまま食べるほかしょうゆや合わせ酢に短時間漬け込むこともある。きゅうりなど、ほかのうりで作ることもある。◇干した形が雷神の小さな太鼓を連ねて背負うさまに似ているからとも、かむとよい音がするからとも、雷雨時季に作るからともいわれる。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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