雲居遙か(読み)くもいはるか

精選版 日本国語大辞典 「雲居遙か」の意味・読み・例文・類語

くもい【雲居】 遙(はる)

① 遠く離れるさま。非常に遠いさま。
躬恒集(924頃)「かへる雁くもひはるかにきくときは旅の空なる人をこそおもへ」
② 及びもつかないさま。手も届かないさま。
古今(905‐914)恋一・四八二「あふことはくもゐはるかになる神のおとにききつつ恋ひわたるかな〈紀貫之〉」

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