雲居の雪(読み)くもいのゆき

精選版 日本国語大辞典 「雲居の雪」の意味・読み・例文・類語

くもい【雲居】 の 雪(ゆき)

① 高い山の上に積もっている雪。
※信明集(970頃)「昔より名にふりつめる白山(しらやま)のくもゐのゆきは消ゆるよもなく」
皇居に積もった雪。
※新千載(1359)慶賀・二三三四「今朝は又雲井の雪を踏み分けてふりにし代々の跡をしる哉〈源兼胤〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報