精選版 日本国語大辞典 「雲に飛ぶ薬」の意味・読み・例文・類語
くも【雲】 に 飛(と)ぶ薬(くすり)
(「列仙全伝‐二」の「劉安〈略〉好二儒術、方枝一。有二八公一、往詣レ之、遂授二丹経及三十六水銀等方一〈略〉与レ安登レ山、大祭埋二金於地一、白日昇レ天。所二棄置一薬鼎、鶏犬舐レ之、並得二軽挙一、鶏鳴二雲中一、犬吠二天上一」から) 飲むと雲にまでも飛ぶことができるという仙人の霊薬。
※万葉(8C後)五・八四七「わが盛りいたく衰(くた)ちぬ久毛爾得夫久須利(クモニトブクスリ)はむともまた変若(を)ちめやも」
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