精選版 日本国語大辞典 「雁金組」の意味・読み・例文・類語
かりがね‐ぐみ【雁金組】
江戸時代、元祿一五年(一七〇二)頃、大坂市中の無頼漢五人組。雁金文七を頭としたが、捕えられて獄門にかけられた。「雁金文七秋の霜」を初めとし「男作五雁金(おとこだていつつかりがね)」などの浄瑠璃、「藍桔梗雁金五紋(あいききょうかりがねごもん)」「紋尽(もんづくし)五人男」などの歌舞伎の題材となった。雁金五人男。難波五人男。
※歌謡・哥撰集(1759)里の雁金「難波のェ難波堀江に名も高き、五つ連れたる雁金(カリガネ)組よ」
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