障子骨(読み)しょうじぼね

精選版 日本国語大辞典 「障子骨」の意味・読み・例文・類語

しょうじ‐ぼね シャウジ‥【障子骨】

〘名〙
障子の木枠の中に、縦横に組みわたした細い桟(さん)。〔庭訓往来(1394‐1428頃)〕
※俳諧・崑山集(1651)一一「縦横の枝や柘榴(ざくろ)の障子骨〈俊寿〉」
② 凧(たこ)骨組を障子の骨のようにしたもの。
※銀の匙(1913‐15)〈中勘助〉後「広い原へいって凧(たこ)をあげる。〈略〉私のは障子骨の金太郎であった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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