デジタル大辞泉
「随縁」の意味・読み・例文・類語
ずい‐えん【随縁】
仏語。縁に従うこと。縁に従って種々の相を生じること。
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ずい‐えん【随縁】
〘名〙 仏語。
① 多くのさまざまな縁にしたがって異なった相を生ずること、または、生じたもの。縁にしたがって行為することもいう。
※唯信鈔文意(1257)「随縁は
衆生おのおのの縁にしたがひて
もろもろの善を修するを
極楽に廻向するなり」
② (━する)
仏縁にあやかること。また、そうなるように、
亡霊に供養すること。
※読本・雨月物語(1776)青頭巾「
今夜の
御泊りにかの
菩提をとふらひ給へ。誰も随縁
(ズイエン)したてまつらん」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「随縁」の読み・字形・画数・意味
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