隅隅・角角(読み)すみずみ

精選版 日本国語大辞典 「隅隅・角角」の意味・読み・例文・類語

すみ‐ずみ【隅隅・角角】

〘名〙 方々のすみ。すべてのすみ。また、まんべんなくあらゆる方面。すまずま。
宝物集(1179頃)「戌亥未申の角々にゆきわかれ給けるほどこそあわれには侍りけれ」
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉九「隅々隈々の深黒い蔭の中に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android