陰謀・隠謀(読み)いんぼう

精選版 日本国語大辞典 「陰謀・隠謀」の意味・読み・例文・類語

いん‐ぼう【陰謀・隠謀】

〘名〙
① ひそかに企てるはかりごと。謀反(むほん)悪事の相談。また、その相談をすること。
続日本紀‐延暦元年(782)閏正月丁酉「所司獲而推問乙人欵云、川継陰謀、今月十日夜、聚衆入北門、将朝廷
平治(1220頃か)下「去るほどに、彼の人々の隠謀次第にあらはれて」 〔韓非子‐存韓〕
法律で、二人以上のものが、ある犯罪行為を謀議することをいう。
刑法(明治四〇年)(1907)七八条「内乱予備又は陰謀を為したる者は」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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