闇と(読み)ヤミト

デジタル大辞泉 「闇と」の意味・読み・例文・類語

やみ‐と【闇と】

[副]むやみに。やたらに。
「―ぶんのめすから」〈滑・浮世床・初〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「闇と」の意味・読み・例文・類語

やみ‐と【闇と】

〘副〙 見さかいもなく度を過ごしてことをするさまを表わす語。むやみに。やたらに。やみくもに。
洒落本・廓節要(1799)「ソレ手前ぶしんのこそくりぢゃアねえが、やみとぶっ付けていひやした」
滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)二「なんだ野良の韋駄天さまア見るよふに、やみとかけてきやアがる」

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