閑臥(読み)かんが

精選版 日本国語大辞典 「閑臥」の意味・読み・例文・類語

かん‐が‥グヮ【閑臥・間臥】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 静かに横になること。寝ること。
    1. [初出の実例]「折轅遵渚去春廻、閑臥涼風半死灰」(出典菅家文草(900頃)四・書懐奉呈諸詩友)
  3. ( 転じて ) 心静かに生活すること。俗世間から離れて、のんびりと生活すること。
    1. [初出の実例]「費尽一身苦、纔供半日焚、不来飲一レ酒、閑臥酔醺醺」(出典:詩聖堂詩集‐二編(1828)九・不如来飲酒傚楽天体)
    2. [その他の文献]〔李白‐秋夕書懐詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「閑臥」の読み・字形・画数・意味

【閑臥】かんが(ぐわ)

世を逃れて静かにくらす。陳・徐陵〔東陽双林寺の傅大士の碑〕嚴子(陵、光)の高き、閑臥して光武に加ふ。

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