鑽仰・賛仰(読み)さんぎょう

精選版 日本国語大辞典 「鑽仰・賛仰」の意味・読み・例文・類語

さん‐ぎょう ‥ギャウ【鑽仰・賛仰】

〘名〙 (「論語‐子罕」の「顔淵喟然歎曰、仰之彌高、鑽之彌堅」による語) 聖人の道やその徳を深く研究し、とうとぶこと。あおぎしたうこと。さんごう
菅家文草(900頃)七・書斎記「此局名処也。鑽仰之間、為汝宿廬
※屋代本平家(13C前)七「顕には三千衆徒しばらく修学賛仰(サンキャウ)の勤節を止めて」

さん‐ごう ‥ガウ【鑽仰・賛仰】

幸若満仲(寛永版)(室町末‐近世初)「てんだいしくゎんのもんこころをてらし、さんかうのしつないにはゑんどんじっさうのくゎんねんにそこをきはめ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android