鐘四つ(読み)カネヨツ

デジタル大辞泉 「鐘四つ」の意味・読み・例文・類語

かね‐よつ【鐘四つ】

江戸時代新吉原などの遊郭で、終業時間に定められていた時鐘四つ刻限(午後10時ごろ)。実際の終業時間の九つ(午前零時)には、拍子木を四つ打って知らせたので「木の四つ」といい、区別した。→引け四つ

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